「どうやったらうまく写真撮れるのかな?」
「コツがあるのかな?」
といった方に写真撮影のコツを紹介します。
写真が上手くなるコツは「主題と副題と構図」
主題と副題を決めると、良い写真になります。
表現したいものがはっきりするからです。
また、その配置方法
すなわち「構図」も重要となってきます。
構図は写真全体のバランスに影響します。
バランスが取れた写真のほうが、
より多くの人に「これは良い写真だ!」と思ってもらえます。
写真家・中井精也さんの言葉「何を、どう撮るか」
鉄道写真家・中井精也さんの言葉に次のものがあります
何を、どう撮るか
この記事の内容に当てはめれば、
何=主題
どう=副題
ということです。
そして、
「どう」の部分のバリエーションを増やしていけば、いろんな写真が撮れるのではないか!?とわくわくしますね
主題選びは簡単
主題とは「撮りたい主役」のこと
主題を選ぶのは比較的簡単です。
- カフェで飲んだコーヒーの写真
- 遊園地デートで撮った恋人の写真
- ディズニーランドで撮ったキャラクターの写真
など、みなさんが普段何気なく撮影している写真も、
無意識的に主題を設定しているのです。
副題選びは少し難しい
副題とは「サブの被写体」ですが、
その役割は、
「主役を飾り、引き立たせること。」
上記の例でいえば、
- 「カフェで」
- 「遊園地デートで」
- 「ディズニーランドで」
という部分が副題に該当します。
ですがどうでしょう、
みなさんはこの「副題」を意識して写真を撮っていますか?
意図的に取り入れていますか?
おそらく意識していない方が多いでしょう。
では、どのように副題を設定し、取り入れたらよいのでしょうか
副題の選び方はさまざま
副題の選び方はさまざまです。
私が思いつくものを以下に挙げてみます。
- 季節を表現
- 時間帯を表現
- 場所を表現
たとえば、次の写真を見てみましょう。
こちらの主題はなんでしょう
「ステラ・ルー」ちゃんですね
もしこれが真っ白背景の写真だったら、
いくらステラルーちゃんが可愛いとはいえ、
味気ない写真になってしまいます。
この写真は副題として「(ケープコッドの)灯台がある崖」を取り入れています。
ステラルーちゃんが灯台の近くにいることを表現しているのですね。
配置も大切
上記の写真、撮影当時は
「めちゃいい写真が撮れたぞ!」
と喜んでいたのですが、
最近これを見返したときに思ったのが、
「ルーちゃんたち端っこすぎないか!?」
ということです。
三分割構図をマスターせよ
三分割構図とはその名の通り、画角を3分割して考える方法です。
この時、メインの被写体は格子点(線が交わるところ)に配置するのが
バランス良い構図となることが多いです。
上記の写真では、左側のルーちゃんは格子点上に配置されていますが、右側のルーちゃんはかなり端っこに来てしまっています。
上の写真の改善点は
改善方法としては、ルーちゃんをもっと寄せて、右下の格子点の近くに配置すること。
または、思い切って真ん中に配置してしまうのもありかもしれません。
まとめ:主題・副題・構図が大切
今回は主題・副題について解説し、構図についても少し紹介しました。
今回紹介した以外にも、副題の選び方や配置方法はたくさんあります。
また、私の好きな写真家「西田航」さんも構図について解説しているので、参考にしてみてください!